どんぶく作り2
2017年 01月 15日
昨日は表地を裁断しただけで飽きてしまって、気分転換にスコーンを焼き、
ちょうど今日こらから会うお友達3人にお土産が出来た。
ホテルバイキングでプチ新年会。
昨日は夜に裏地だけでも裁断しようとハサミで切ったが、これが大失敗。前見頃が異常に長くて、後ろ見頃が短い。
配分を間違えた。
一反分の着物地で2つ作れるので、あと半反残っているのでまあいいか?
少し作れるようになったら裏地なので継ぎはぎで生地を足して作れる、とあくまでも前向き。
緻密なことは苦手な私だが、運針は得意だ。
それが縫えるかな?と思った理由。
中学生の時の家庭科の先生がとても厳しい先生で、下手くそだと平気で物差しで頭を叩かれた。
キィばーちゃんというあだ名を私たちはつけた。
いつも黄色い声でキーキー言ってたから。
当時私達には定年間際のお婆さんに見えたが、本当はずっと若かったのかも知れない。
戦争未亡人で、旦那さんがいないから私たちにあたるんだよね、と箸が転んでも笑い転げていた私たちは無責任で無邪気な噂をたてた。
その先生が、女子の基本です!とちゃんとした針の持ち方わ教えてくれた。
とにかく毎日針を持ちなさい、
と夏休みのラジオ体操のようにやった日ははんこをつくように、と課題をだした。
私たちは、夏休みの学年のキャンプにまでも、針と糸を持参してチクチクやったのである。
そのお陰で、その後雑巾を縫うのだけは得意になった。
(雑巾と言うのが私の限界😅)
それが綿入れ半纏を縫おうと言うのだから無謀かな?
今年高校時代の同級会があったが、同じ中学の同級生ともその話が上がった。
とても感謝しているし、その先生だけの記憶が残っている。
あんな先生は今はいないだろうな?
物差しで頭を叩かれたら、それこそ大問題だ。
懐かしさを胸に秘めながら、針を動かしたい。
by samusun313
| 2017-01-15 08:30
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